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厚木街道

夢の中のあなたは片腕をもがれて 僕のことを見ていた
逃げ出したあの橋の向こう 多摩川の向こう側は 未だ見えぬ

赤く霞む厚木街道
あの頃の僕らは 世界の果てまで続くと 本気で思っていた
神様の啓示も 憎むべき敵も 政治的安住の地も
何一つない宙ぶらりんは その頃 身につけたんだ

 


知らぬ間に変わる景色 頭上のバイパスが歪に伸びていた
恐ろしい何かに追われ 境川の向こうへ 逃げる

白昼夢の厚木街道
丹沢を燃やす夕日が炎となり あらゆるものを 全て燃やし尽くした
神様の使いも 作家気取りも 排外主義者たちも
炎となり 愛したものを すべて燃やし尽くした

 


赤く燃ゆる厚木街道
火達磨の交差点で 潰えた命が巻き上がる
そこにあなたはいない

あなたとの対話も あなたの声も あなたがいない訳も
何一つないこの不条理が どこまでも続いていた

作詞 Yellow Squadron

​作曲 Yellow Squadron